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このブログでは、Performance Treasure Map (以下PTM)内、Baseball Performance Mapの各スキルにおける外傷・障害コラム第一弾「手/手関節の予防・リコンディショニング」について紹介をしていきます。
各外傷・障害における原因(要因)・種類は勿論、Baseball Performance Mapに紐づいている予防・リコンディショニングメニューの一例を紹介しています。
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TFCC損傷とは?
TFCC損傷とは、三角線維軟骨複合体(Triangular Fibrocartilage Complex:TFCC)が損傷することをいいます。
TFCCは、手首の尺側(小指側)に位置する軟骨と靭帯の構造で、手首の安定性を保つ役割を果たしています。この複合体は、手首の関節の動きと負荷を調整し、特に回旋や圧力が加わる動作時に重要です。

TFCC損傷の原因
1.バッティング時の衝撃:
バッティングスイング時の手首の急激な回旋動作や尺屈が強調される場合があります。この動きがTFCCに負担をかけ、損傷のリスクを高める可能性があります。
2.滑り込み時の手首への衝撃:
スライディングなどで手首を強く伸展させた状態で地面に着いた際に、TFCCに急激な負荷がかかり損傷する可能性があります。
3.手首の不安定性:
遠位橈尺関節の不安定性がある場合、TFCCへの負担が増加し、損傷のリスクが高まります。
有鈎骨骨折とは?
有鈎骨骨折は、野球選手の中でも特に強打者に多く見られる怪我です。この骨折は、手のひらにある8つの手根骨の1つである、有鈎骨鉤という突出部分が折れた状態を指します。バットにボールが当たった際のバッティング時の衝撃や、グリップを強く握り込むことで有鉤骨に負荷がかかり骨折することがあります。

有鈎骨骨折の原因
インパクトの際、右打者の左手関節の掌屈が強まると、テコの原理によりバットのグリップエンドが手のひらに当たり、強く圧迫されて有鉤骨骨折が起こります。
手や手関節の障害を予防するためのトレーニング
1.手関節の筋力強化:
手関節の屈曲、伸展、回内、回外の動きを行う筋力トレーニングを行います。各方向の動きに対する抵抗運動を行うことで、手首周囲の筋力を向上させることができます。




2.前腕のストレッチング:
前腕の柔軟性を維持することで、手首への負担を軽減できます。前腕の伸筋群と屈筋群のストレッチングを行います。

3.グリップ強化トレーニング:
手首全体の安定性を向上させるために、グリップ強化トレーニングを行います。
まとめ
TFCC損傷は、手首の尺側に位置する三角線維軟骨複合体の損傷を指し、手首の安定性を保つ役割を果たしています。この損傷は、バッティング時の手首の急激な動作や滑り込み時に発生しやすいです。
一方、有鈎骨骨折は、バッティング時の衝撃で起こりやすく、手根骨の一部が折れる状態です。手や手首の障害を予防するためには、筋力強化、ストレッチング、グリップ強化トレーニングが重要です。
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